Briswell Tech Blog

ブリスウェルのテックブログです

プロセスを共有することとアウトプットを出すこと

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こんにちは、加藤です。

プロセスエコノミー

さて急に本題です。 「プロセスを共有するところがお金を稼ぐメインとなる」という概念の「プロセス・エコノミー」を説明するけんすうさんのブログがありました。

kensuu.com

この記事はC向けのエンタメ・コンテンツについての考察なのですが、われわれのようなBtoBのビジネスサービス企業のビヘイビアにも全く同じ事が起こっています。

BtoBにおけるプロセスエコノミーとは

例としてブリスウェルで行っているPJTのうち、「コンサルティング」や「ラボ型開発(チームをまるごと提供してソフトウェア開発すること)」あるいは「AIのプロジェクト」は、そのアウトプット(成果)も勿論ですが、プロセス(過程)やナレッジ(知見)の共有自体に大きなバリューがあります。

コンサルティング業界においては、随分と昔から社内の評価基準において成果主義の側面をことさら強調されてきたものですが、今は社外との関係性においては成果に至るまでのトライアルの過程を共有することが重要であると強調されるようになってきています。

※ 成果を出すのはあたりまえという前提を話し出すとキリがないので、今回はスルーします。

ソフトウェア開発やAIに至っても、ソフトウェアが動くことやAIが価値を出すことが最重要であることは変わりないのですが、構想・設計・開発・検証などのプロセス自体をステークホルダーと共有することが大きなウェイトを占めるようになりました。

企画の視点、PJTの進め方、期待値のコントロール、開発手法など最終成果物以外のプロセスにお金を払って頂いていると言っても過言ではないのです。

BtoBでのFan化

プロセスを共有していくことで、ステークホルダーを巻き込んでいくことに繋がり、ひいてはアウトプットの品質向上に繋がります。

(これだとアウトプットエコノミーのままなので、切り離して考えるとすると、もとい)プロセスを共有していくことで、ステークホルダーを巻き込んでいくことに繋がり、更に能動的にプロセスを楽しんで貰えるようになったりします。

似たようなアウトプットを出す複数社からブリスウェルを選んで頂いている場合、もしかしたらQCDでもなく、担当者の人柄でもなく、プロセスの楽しさで選んで頂いているのかもしれません。

※ くどいですが、クライアント企業に対してのサービス提供に関して、「プロセスを共有すれば、ステークホルダーを巻き込んでいれば、アウトプットの価値は程々で良い」とは言っていません。われわれは最終成果に大きくコミットしている企業であることは強調しておきます。

ソフトウェア開発で業績向上(成果)を求めていらっしゃる企業の方、試行錯誤過程(プロセス)も一緒に七転八倒して頂ける企業の方、どちらもご連絡をお待ちしております。

www.briswell.com

pic by : 喫茶店での休憩中のテーブルの写真(画像)を無料ダウンロード - フリー素材のぱくたそ

Shopify Partner Boot Campに参加してみました①

突然ですが、はじめまして。omiyaです。
今回初めてTech Blog書いてます。
普段は人材事業や管理業務を行っているのですが、少し前から新サービス
「Shopify」を使ったECサイトの構築も担当しております。

弊社でもすでに案件はいくつか動いているのですが、よりShopifyの理解を深めるためShopify Japanが開催しているShopify Partner Boot Campに参加してきました。
(先着順だったので間に合うか心配でしたが、大丈夫でした!人気が高いですね)
こちらは12月まで続くのでまだ終了はしていないのですが、随時備忘録代わりに残していきたいと思います。


第1週 基礎知識の習得
この日は初日ということもあり、お題としてはプログラム概要とパートナーセミナー(セッション)でした。
今回はShopify Japanの方以外にもShopify Expertの企業の方も講師としていらっしゃいました。

■まずShopifyとは
ShopifyははじめはECプラットフォームを販売していた会社ではなく、スノーボード用品を販売していた会社だったそうです。
スノーボード用品を売るためにエンジニアだった代表がShopifyのECプラットフォームを開発したことがきっかけだったのですが、 そのうちスノーボード用品よりもShopifyの方が売れ始めたため、Shopifyのサービスに特化するようになりました。
2004年会社設立、サービスは2006年ローンチされました。
現在、Shopifyを利用している事業者は世界で100万社以上、175か国にも及びます。

■Shopifyにはアプリストアがあります。
アプリを使うことによって、構築がとーーーってもストア構築が簡単になるのです。
アプリ開発をしているのは37,400社とも言われるパートナーが開発しています。
アプリの数としては5300以上のアプリが存在します。

■プラン
SHOPIFY PLUS:大企業向け。月額2,000ドル。
プレミアム  :中小企業向け。月額299ドル。
スタンダード:中小企業向け。月額79ドル。
ベーシック:個人向け。月額29ドル。

事業者が支払う料金としては上記のプラン費用、決済手数料、有料アプリ料金、有料テンプレート料金のみです。
(アプリ、テンプレートは無料のものも多々あります)
パートナーは基本的にお金がかかることはありません。

また、Shopifyのすごいところはどのプランでも商品登録数は無制限!
すばらしいですね。
プラン変更してもプラットフォームの乗り換え不要なので、事業が成長してもずっと使うことができます。
プランの違いとしてはスタッフのアカウント数や決済手数料などでした。
ご興味あれば下記リンクに詳細ありますので、参考にしてみてください。

www.shopify.jp

大手向けのプランが5~6年前と最近始まったこともあり、ユーザーは個人や中小企業が多いそうです。
しかしながら事業成長と共にプラン変更するだけでそのままサイトを使えることは魅力的ですね。

■Shopifyコミュニティフォーラム
このコミュニティを使うことによって、さまざまなアドバイスを得られることができます。
参加者は事業者やパートナー等、多岐にわたります。
困ったときはここで情報収集するのもありですね。

■Shopifyパートナーの種類
・ストア構築パートナー
アプリ開発パートナー
・テーマデザインパートナー
・紹介(アフィリエイト)パートナー
マーケティングパートナー
・販売チャネルパートナー

弊社はストア構築パートナーとして活動しています。
ストア構築後、リリースすることによって、クライアントの月額利用料20%を毎月得ることができます。
この後は、弊社はストア構築パートナーとして活動していますので、ストア構築パートナーに特化して書いていきたいと思います。

■Shopifyパートナーの管理画面
上記で紹介したどのパートナーでも同じ管理画面を使うことになります。
Shopifyパートナーに登録すると、下記管理画面にログインできるようになります。
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赤い四角で囲んである【開発】から構築中のストアを見ることができます。
画像は開発ストアのみとなっていますが、コラボレーターとしてストア登録すると事業者と連携して管理画面を操作することができます。
(コラボレーターと記載されます)
新規のストアを登録する際もとても簡単です。
こちらは別の機会に紹介したいと思います。

■パートナー成功事例
まだまだ海外での事例が多い印象でした。

■Shopify Expert企業のお話
どのようなきっかけでShopifyを始めたか、実績やメリットの紹介等のお話がありました。
いくつか実際Shopifyで作成したサイトの紹介もあったのですが、全く違う作りだったので幅広いデザインや機能の構築が可能なんだなと改めて思いました。

■Q&A
今回Shopify Partner Boot Campの参加者向けにslackが開設されています。
セミナー中に質問を投げておくと、最後に回答してもらえます。
もちろんセミナー中でなくても質問可能です。


第1回目ということもあり、Shopifyとは?何ができるの?料金ってどのくらい?といった基本的なサービス概要の説明が主だったかなと思います。
第2回目以降も書いていきますので、参考にして頂けると嬉しいです。
もちろん弊社へのShopifyの相談もお待ちしております!!

江戸と数学

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越後屋

江戸時代は、日本の歴史上最も数学がフィーバーした時代です。
大名から子供まで、商売、両替、測量など日常生活に活かせる技術として学んでいただけではなく、娯楽としても楽しんでいたようです。

江戸時代のベストセラーの一つに、塵劫記という数学の参考書があります。
数の単位(一、十、百 ... 那由他、不可思議、無量大数)、九九、そろばんの使い方、面積の求め方、そして数学問題などが、面白い挿絵を入れて分かりやすく書かれています。

塵劫記には、次のような盗人算という問題があります。

橋の下で盗人たちが何やら話しているのが聞こえます。どうやら、盗んだ反物を分けようとしているようです。ところが、7反ずつ分けると8反余り、8反ずつ分けると7反足りず、困っているようです。
さて、盗人と反物の数は?

現代っぽく、プログラミングで解を見つけてみましょう。

nusu = 0 # 盗人0人

while True:
    nusu += 1 # 盗人1人増やすぜよ
    tan1 = nusu * 7 + 8 # 7反ずつ分けると8反余り
    tan2 = nusu * 8 - 7 # 8反ずつ分けると7反足りず
    if tan1 == tan2: # 盗人が何人であれば合致するのか
        break

print("盗人 = " + str(nusu) + "(人)")
print("反物 = " + str(tan1) + "(反)")

出力結果
盗人 = 15(人)
反物 = 113(反)

のようにとても簡単ですね。

7x + 8 = 8x - 7

という方程式を立てても、すぐに解は出てきます。

さて、江戸時代の人たちはどのように解を出していたのでしょう。

塵劫記の解答には

盗賊は8足す7で15人。反物は15人掛ける8反に7反足りないから113反。

とだけ、記載されています。

うーむ... なるほど
盗賊全員に7反ずつ分けると8反余って、もう1反ずつ分けようとすると、あと7反足りない。ならば15反(= 8 + 7)あれば全員に1反ずつ分けれる、すなわち盗賊の数は15人ですね。
スマートなアプローチです!

最後になりますが、一つAI技術をご紹介。

トップの越後屋のイラストは、写真を漫画風の画像に変換するGAN、その名も「CartoonGAN」を利用して生成したものです。
お主も悪よのう。

AWSアクセス管理(IAM周り)

どうも、しゅんです。

今回は、IAMAWS Identity and Access Management)について触れていきたいと思います。

IAMでは、AWSユーザーの管理や認証、サービスやリソースへのアクセス制御を管理することができます。

AWSアカウント

 AWSを利用する際、初めにAWSアカウントを作成します。

アカウント作成時に入力した、「メールアドレス」と「パスワード」を用いて、自身のAWSマイページ(AWSマネジメントコンソール)へログインすることができるようになります。

 

この初回に作成するAWSアカウントのことをルートユーザーと呼び、

当ユーザーは、自身のアカウント内のすべてのAWSサービスやリソースに対するフルアクセス権限を持ちます。

→会社の中で例えると、社長(※会長がいるところもありますが)に相当

 

ルートユーザーの特権としては、以下のようなものを有しています。

AWSアカウントのメールアドレスやパスワードの変更

・IAMユーザー(ルートユーザーより下位のユーザー※詳細は後述)の課金情報に対するアクセス許可/拒否の設定

AWSサポートプランの変更

 

ここで気を付けないといけないのは、悪意のある第三者などによってルートユーザーが乗っ取られないようにすることです。

このルートユーザーは前述した通り、最強のアカウントとなりますので、乗っ取られた場合は、全権限を奪われることになります。

そこで、AWSでは多要素認証という認証方式を使用することができるため、この認証方式を取り入れた方がよさそうです。

→もちろん、完全にリスクを回避できるといったことはできないのですが、何も対策を講じていない状態から比べると、だいぶんセキュリティ面は向上できると思います

②IAMユーザー 

 AWSを操作するユーザーを、1つのAWSアカウントで5000ユーザーまで作成することができます。

AWSマイページ(AWSマネジメントコンソール)へのログイン方法は、IAMユーザーを作成した際に発行した「ユーザー名」と「パスワード」になります。

③IAMグループ

IAMユーザーをまとめたグループを、1つのAWSアカウントで300グループまで作成することができます。

IAMユーザーが所属できるグループは、最大10グループまで。

 アクセス制御ポリシー付与

 前述の「IAMユーザー」と「IAMグループ」にポリシー(権限など)を割り当て、サービスやリソースへのアクセス制御を行います。

IAMユーザーにポリシーを直接付与した場合のイメージ

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IAMユーザーにポリシーを直接付与

この場合、ユーザー単位でポリシーを割り当てる必要があるので、ユーザー数が増えれば増えるほど、ポリシーの管理が手間になる場合があります。

IAMグループにポリシーを付与した場合のイメージ

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IAMグループにポリシーを付与

この場合、グループにポリシーを 割り当てるため、ユーザー数が増えてもポリシーの管理が手間となりにくいです。

IAMポリシーの設定方法

IAMポリシーの設定方法としては、以下の方法があります。

JSON(コードを記載していくため、JSONの記載ルールを知っておく必要があります)

・ビジュアルエディタ(画面上からポチポチ触って設定をしていきます)

・インポート(以前作成したことのあるポリシーをインポートします)

 

※設定の内容につきましては、本記事では触れておりませんのでご了承くださいませ

最後に

以上、IAM周りについて、触れてみました。

記事中の誤り、不備などございましたら、コメントいただけますと幸いでございます。

 

それでは今回はこの辺で✋

See you next time then.

ZIPファイルを少しでも小さく圧縮させようとした話

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はじめに

GmailでZIPファイルを添付する際、ファイルサイズ上限の25MBに引っかかってしまいました。

なんとかしてメールに添付したい!ということで少しでもファイルを小さく圧縮させる試行錯誤の末に、元サイズ26MBから24MBまで小さくすることが出来たので、そのテクニックを紹介しようと思います。

(ネタ色が強いので、本当に困っている方はファイル転送サービスやGoogle Driveの共有機能を利用することを推奨!)

続きを読む

OYO LIFE始めてみた

こんにちは、駆け出し社員のkobaです。
気付けば今年もあと2ヶ月足らずですね....
私事ではありますが、今年の目標であった引越しが達成できました。

今までになかった賃貸サービスOYO LIFEを使ってスムーズにできてしまったので、
今回はその面白いアプリのご紹介したいと思います。
(※宣伝とかではありません笑)

iPhoneで予約〜支払〜賃貸契約の流れ・感想までを今回は記載しました。

アプリダウンロード

まずはアプリを入手しましょう
「oyo life」で検索していると1番上に出てきます

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App Store

住みたい物件を探しましょう

アプリを起動したら下の方に物件検索のカテゴリーがあるので、
押下すると物件を検索できる画面に移動します。

この画面で色々な検索ができるので、色々試してみてください!
(※私はお洒落そうな駅名やエリア名でひたすらテキスト検索してました笑)

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OYO LIFE物件検索

住みたい物件を予約する

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OYO LIFE住居写真

家具付き+Wi-Fi付きの物件もあります。
身一つで入れるのでかなり楽だと思い、
家具付き+Wi-Fi付きの物件に引っ越すことに

住みたい物件が決定した場合は、まず予約する必要があります。
物件の詳細画面に入居する日程を選択すれば予約できるようになります。
(※物件によって最低限住む期間が決まっていたりするので注意です!)
今年は、都内で年越ししたかったので11月〜1月中旬までの2ヶ月半で予約しました
日付選択したら[予約する]ボタン表示されます。

OYO LIFEの特徴の1つなのですが、物件を内見することができません。
何か不明な点などあればメールで問い合わせるのもいいでしょう。
(※基本的に問い合わせの返信は1日以内には返ってきました)

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基本情報入力画面

予約ボタン押すと
1.基本情報入力
2.本人確認書類をアップロード
3.入力した基本情報&アップロードした本人確認書類の確認

入力した情報や書類に問題なければ
予約登録完了するといった流れで進んでいきます。

必須事項を入力して、アップロードした書類の写真が普通に見えれば
問題なく予約登録できると思います。

本人確認書類ですが、学生 or 自営業 or 会社員の職業によって
アップロードする本人確認書類が異なります。
私は免許証・保険証・去年の源泉徴収票の写真を撮ってアップロードしました。

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本人確認書類は表面・裏面の写真必要なので注意です

予約の登録完了後、メールが届きます
(※メールに予約内容・契約の流れなど記載してあります)

住みたい物件の家賃を払う

予約の登録完了後、メールが届いてから1日後....
[保証人を付ける] or [一括のお支払い]
どちらか選択の必要がある旨のメールが届きました。
分割の場合、保証人の書類などが必要となります。

私は一刻も早く契約したかったので一括支払いにしました笑
「一括支払いでお願い致します」の返信した5分後....

支払い案内メールが届きました。

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支払案内メール
メール内容に[お支払い進む]ボタン押すと支払いリンクの画面にいきます。
その画面の流れに沿ってクレジットカード情報入力したらお支払い完了でした。
お支払い完了メールが届いた後、賃貸契約のメールが届きます。

その賃貸契約の[契約を進める]ボタン押すと、
賃貸契約書が確認できる画面に飛びます
こちらで確認して画面下部の[同意する]ボタン押せば全て完了となります。

アプリを使って住居予約まとめ

1週間で自分の住みたい住居を探し〜契約締結までに至りました。

僕にとって住居探し〜契約締結はかなりハードルの高いものでしたが、
このアプリを使うことで住居探し〜契約締結がかなりハードルの低いものになりました!
このアプリのおかげで今年の目標であった引っ越しも達成することができました!
(2ヶ月半限定ではありますが笑)







「業務のアイカタであり続けたい」
中小企業様向けERPソリューション

ai-cata.com

GitLab から GitHub への移行、npmjs から GitHub package へ移行した時の備忘録

どうも、としです。
在宅勤務により、酒量が増え、30歳なりたてのくせに痛風発作を起こしました。

いきつけの飲み屋でのあだ名が 痛風のとし になりました。

さて、体は気を付けるとして、先週いくつかのプロジェクトで
GitLab → GitHub

npmjs → GitHub package

へ移行する作業を行ったので、備忘録も含め、記載しようと思います。

元々の構成

元々の構成にたどり着くまでも紆余曲折あったのですが、そこは割愛させていただきます。

GitLab → GitHub → Circle CI で npm publish
GitLab → GitHub → Circle CI で AWS Elastic Beanstalk へdeploy
という構成でした。


移行しようと思った理由

いくつかありますが、大きくは2つ、

  1. GitLab → GitHubミラーリングリポジトリ設定を行い、耐えていたのですが、5分に一度しかミラーリングされないことが何かと不便でした。
    緊急の対応を行う時も、ここがネックで時間が取られる(腕組んで待つ時間)、ということがあったため、移行を行いました。

  2. npm js にpackageを公開する際、無料プランだと

npm publish --access public


という、publicでの公開しかできませんでした。
※もちろん、有料にすればできますが、npm jsを使っているのが私のチームだけなので無料でどうにかしてました。

GitHub であれば無料でも privateにできるとのことだったので、こちらも移行を行いました。


パッケージ側

変更点のみを記載しております。

package.json 変更点
1. 今回は name が変わったので

"name": "@briswell-ltd/briswell-package-name"



2. publishConfigを記載してあげます。

  "publishConfig": {
    "registry": "https://npm.pkg.github.com"
  }


を追記 or 変更

3. リポジトリが変更になるので

  "repository": {
    "type": "git",
    "url": "https://github.com/Briswell-Ltd/briswell-package-name"
  }


続いて .circleci/config.yml です。
circleci側で npm i もしくは npm ci を実行しているので、その前に

npm config set //npm.pkg.github.com/:_authToken=$GITHUB_PRIVATE_TOKEN


コマンドを実行するように追加、$GITHUB_PRIVATE_TOKEN は circle ci の project setting から環境変数を追加しています。
続いては publish時のコマンド、先ほども記載しましたが、 public の記載を外します。

npm publish --tag next


以上でGitHub packageに private 版としてリリースされるはずです。
※元々のCI内容を記載していないのはお許しください!

アプリ側

パッケージ側より少しだけ修正が多いです。
まずは package.json ですが、先ほどのパッケージを入れているので、

"@briswell-ltd/briswell-package-name"


置き換えを行い、一度 npm i を実行します。
ソース各所で呼び出している部分があると思うので、一括置換を行います。
※prettier などを入れている場合はエラーが出る場合もあります。

続いて、プロジェクト直下に .npmrc を追加します
※元々存在する場合は下記内容を追加となります。

registry=https://registry.npmjs.org/
@briswell-ltd:registry=https://npm.pkg.github.com


という内容になります。
※最後に改行を入れていない場合、エラーになることがありました。後続のecho コマンドで調整しても良いと思います。

再度に .circleci/config.yml ですが、パッケージ側と同様に、 npm iなどを行う前には npm configセットを行います。
ただ、Elastic Beanstalk deploy 前の場合は.npmrc に TOKENを入れるようにしました。

echo //npm.pkg.github.com/:_authToken=${GITHUB_PRIVATE_TOKEN} >> ./.npmrc
git add .npmrc


という2行を追加すれば問題なくdeploy 完了するはずです。


最後に

これでGitLab → GitHub へのミラーリング待機時間がなくなり、パッケージもprivateになりました。
※元々publicでも問題ないソースコードになっているので、どちらでも良いですが...

様々な部分を割愛して記載しておりますので、ご不明点・ご指摘等ございましたらご気軽にお問い合わせ、コメントをいただければ幸いです。




「業務のアイカタであり続けたい」
中小企業様向けERPソリューション

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【無料ウェビナー開催!】AI導入のための3つのポイント【お知らせ】

こんにちは。id:yukitakaiです。
いよいよ本日となりました、AIウェビナーのご案内です。

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参加受付をお済みでない方は、ぜひお申し込みください!

<開催日時>

10/27(火)19:00 ~20:30
youtube liveにて

チャンネル登録をしていただけますと嬉しいです!
Briswell AI Team - YouTube

<こんな方におすすめ>

  • AIを導入したいが、何から手を付けたらいいのかわからない
  • AIをビジネスに活用したいが、何に活用できるのかわからない
  • そもそもAIがどのようなものかわからない
  • AI開発を検討しているが、どのように進めたらいいのかわからない

上記に1つでも当てはまれば、是非とも参加をお勧めします!

<セミナー概要>

セミナーでは、

  • AIとは何か
  • AIが何に活用できるのか
  • どのようにAIを導入・開発すればいいのか

などについて、具体例を通してご紹介いたします。

セミナーのゴールは、「AI導入、利用の勘所」を理解していただくことで、
ウィズ&アフターコロナ時代に必要とされる、企業のAI活用にお役立ていただければと思います。


ブリスウェル一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

何卒よろしくお願い申し上げます。

DX デジタルトランスフォーメーション ー ブリスウェルの視点

こんにちは、ブリスウェルの山口です。

今週水曜日から3日間、幕張メッセでJapanITWeekが開催されます。

ブリスウェルは業務アプリ、WEBアプリ、スマホタブレットアプリなどのシステム構築を主力事業としてきましたが、 2−3年前からはIoTやAIなどの新しい技術領域でのプロジェクトも経験してきており、今回はAI自動化展に出展致します。

最近のバズワードともいえるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何なのか、ブリスウェルがどのように関わってくるのかを考察してみました。
ということで、今回はブリスウェルの視点で捉えたDX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマで書いていこうと思います。

DXとは?

そもそもDXとかデジタルトランスフォーメーションとは何なのか調べてみました。
経済産業省が中心となって推進しているデジタルトランスフォーメーションに向けた研究会では以下のように定義されています。

「企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、 新しい製品やサービス、新しいビジネス・モデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること」

また、企業が生き残るための鍵として、以下のようなポイントを挙げられています。

「DXを実装する第3のプラットフォーム上のデジタルイノベーションプラットフォームの構築において、開発者とイノベーターのコミュニティを創生し、分散化や特化が進むクラウド2.0、あらゆるエンタープライズアプリケーションでAIが使用されるパーペイシブAI、マイクロサービスやイベント駆動型のクラウドファンクションズを使ったハイパーアジャイルアプリケーション、大規模で分散した信頼性基盤としてのブロックチェーン、音声やAR/VRなど多様なヒューマンデジタルインタフェースといったITを強力に生かせるかにかかっています。」

なるほど、そういうことですね。とても幅広い領域を一言のキーワードで表現していますね。
色々な企業の文脈で使用されるため、フワっとしてとらえどころが難しい言葉だったんですね。

でも、まだ一つ疑問が残ります。
何で「X」やねん?
トランスフォーメーション Transformation どこに「X」があんねん?

英語の接頭辞「trans-」が「交差する、横切る」のような意味を持ち、視覚的に「X」と表現されたということのようです。
英語がネイティブではない日本人としては、なかなか頭の中に定着しにくい一つの原因かもしれません。
せっかく調べたので、展示会でセールストークの一環で使っちゃいます!

DXを進める上での課題

企業がDXを推進していく上で大きな障害となるのが、レガシーシステムです。
社歴が長ければ長いほどレガシーシステム問題は大きなものになっていると思います。

ブリスウェルの関わったプロジェクトでも様々なレガシーシステムがありました。

大手企業様の場合は、特に基幹系システムがレガシーシステム化していて、予算的にもスピード的にもそこに手を入れずらいということで、クラウド技術を使ってスピーディにサブシステムを構築したケース。
中堅企業様の場合は、業務データを非オープン系のソフトやAccessExcelで管理していたが、リアルタイムに取引先とデータを共有したりできないため、クラウド基盤をベースに基幹システムを再構築したケース。
などなど
ベンチャー企業様の場合は・・・レガシーシステムはほとんどありませんでした。

ブリスウェルではお客様から特に指定が無い場合は、クラウド上にシステム構築をすることがほとんどです。
AWS、Azure、GCPなど様々なクラウドプラットフォームを活用しています。
AWSに関してはテクノロジーパートナーであり、専門技術者も在籍しています。
そういう意味では創業以来ずっとお客様の「DX」をシステム面でサポートしてきたことになり、特段新しいことではないのかもしれません。

デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会のレポートでは、レガシーシステムの問題として以下のような問題が取り上げられています。

・ドキュメント未整備のため調査に時間がかかる
 → ブラックボックス化が問題の本質
レガシーシステムとのデータ連携が困難   
 → 事業部ごとの最適化を優先し、データが全社最適化されていない
・影響が多岐に渡るため試験に時間がかかる  
 → IT関連費用のうり8割以上が既存システムの運用保守に充てられている

これらの問題は以下のような調査結果からも確認ができます。

レガシーシステムがDXの足かせになっている
レガシーシステムがDXの足かせになっている

レガシーシステムが足かせと感じる理由
レガシーシステムが足かせと感じる理由

レガシーシステムが存在することによるリスク・課題
レガシーシステムが存在することによるリスク・課題

ランザビジネス予算とバリューアップ予算の割合
ランザビジネス予算とバリューアップ予算の割合

DXの実現方法

デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会のレポートにとてもわかりやすい考え方がありましたので、ご紹介します。

情報資産の分類
情報資産の分類
情報資産の分類
A.頻繁に変更が発生し、ビジネス・モデルの変化に活用すべき機能は、クラウド上で再構築
B.変更されたり、新たに必要な機能は、クラウドへ追加
C.肥大化したシステムの中に不要な機能があれば、廃棄
D.今後、更新があまり発生しないと見込まれる機能は、その範囲を明らかにして、塩漬け

AとBがまさにお客様と共にブリスウェルが実施してきたプロジェクトそのものです。
場合によっては、今後のビジネスの拡大や拡張性を見据えて、共通API化するコア機能を検討するなど、構想策定や要件定義など上流フェーズでは様々な議論を重ねてきています。

ビジネスとシステムの融合が進み、世の中のスピードが加速する中で、差別化するために経営資源を投入すべき対象を絞り込み、一気にDXを進めるという決断が求められているのだと感じています。

ブリスウェルのDX

私たちブリスウェルもお客様と共にDXを実現するため、新技術に挑戦しながらお客様へのサービス提供の付加価値を高める努力を続けています。
そのチャレンジの一環として、中小企業向けクラウドERPソリューションをリリースしました。
https://ai-cata.com/

自社でクラウドサービスを提供することで、受託開発事業の範囲ではチャレンジしきれなかった技術投資を行い、DXの担い手としての知見を広げていくつもりです。

ITサービス産業の規模の中に占めるパブリッククラウド関連市場はまだまだ小さい状況ですが、この波が増大することは間違いありません。

パブリッククラウドの拡大傾向
パブリッククラウドの拡大傾向

受託開発事業ではお客様のDXを実現し、自社サービス事業で自らのDXを実現する。 この2つの事業をクロスオーバーさせながらブリスウェルのDXを進めていこう!というイメージです。

今回はDXをブリスウェルの視点で書かせていただきました。
皆様のお役に少しでも立つことができたら幸いです!

タグをつける 4301文字

今更ですが、ZOZOMAT使ってみた

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はじめまして、Tashiroです。

今更ではありますがZOZOMATを使用してみたので、申込〜計測完了までのフローを簡単に紹介していきます。

私自身ZOZOTOWNのユーザーアカウントはすでに持っていましたが、 最近はZOZOTOWNで買い物しておらず、 久しぶりにログインしたところZOZOMATの無料申込のPRを見て興味本位に申し込んでみました。

ZOZOMAT申込方法

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まずはZOZOTOWNのTOPページより「メニューバー」->「ZOZOMAT」を選択します。遷移した画面上の青字ボタン「ログインして無料で申し込む」ボタンを押します。(画像はPC版です)

※ZOZOMATの申込には会員登録が必須となっていますのでご注意を。

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会員情報でログインすると簡単な項目入力があるので記入していき「OK」を押します。 その後登録されているあなた住所情報が表示されますので、問題なければ表示されている住所を選択します。

”これで申込完了です!”

なんだ、こんとんじょのいこ!!

ZOZOMAT到着、商品レビュー

待つこと10日ほど... ついに届きましたZOZOMAT! 想像していたものとは異なり、意外と簡素な感じて届きました。

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それもそのはず、素材は紙質のものでした。(もっと機械的なパーツが埋め込まれていて格好いい感じを想像していました...)

縦横40×40cmくらいでしょうか、学校の保健室の壁に貼ってありそうなデザインですねー

ちなみに封入物はこのシートのみでした。

計測開始

ではでは早速計測していきましょう! ...といきたいとこですが、

ZOZOTOWNのアプリを使用しないと計測できませんので、まずはアプリをダウンロードしましょう!

※ダウンロードリンクは記事の最後に添付してあります

ダウンロードが完了したらアプリを起動します。

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アプリを起動後、右下の「計測・その他」を押して「計測開始する」を押します。 利用規約を承諾すると、遂に計測が始まります。

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画面で1分30秒ほどの測定フロー動画が流れますので、動画上のイケメンを自分だと思い込みながら流し見程度でOKです。

(このあとの計測時にも都度音声案内が入りますので、ご安心を。)

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さて測定開始です。 まずは左足を足型の絵に合わせて立ち、音声の指示通りにZOZOMAT記載の6つのカラーの角度から足を撮影していきます。

※ゆっくり動かさないと怒られちゃうので焦らずいきましょう

左足が完了したら、同じ流れで右足も測定していきます。

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問題なく測定できましたら「計測結果を見る」を押して、いよいよ結果発表です!! 0゚・∀・) ワクテカ

計測結果

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おー、なんか3D!! 足の詳細な計測データがたくさんでてきました。

この3Dモデルはあんな角度やこんな角度から見れちゃいます。

わかりやすく例えるならガンダムの全天周囲モニターですね。

「足型について詳しく見る」を押すと詳細な分析データが見れます。

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なるほど私の足は親指よりも人差し指が長い”ギリシャ型”らしいです。

(ケヴィン・デ・ブライネのスルーパス並にズバリ当たっています)

ちなみにここでは、ZOZO集計による約100万人の足データを元にした平均値と自身の足を比較した分析結果がでているようです。すごい!!

計測結果はZOZOTOWN商品とどのように連携できるのか

さて、この計測結果はどのようにZOZOTOWNでのショッピングに活かせるかといいますと...

上記の計測結果画面で「相性のいいシューズを見る」を押すと自身の足に合ったシューズ商品を提案してくれます。

が、ここで1つ大きな落とし穴が!!

どうやらZOZOTOWNで扱っているシューズ全てと自身のサイズの相性度を比べることはできないようです。

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上記画像のように「ZOZOMAT対応」のアイコンがついていない商品はサイズ相性度が測れないのです... まあ商品の総数がすごいですし、今後少しずつ対応していくの感じなのでしょうか?

ZOZOMAT感想

最後にZOZOMATを使用してみた感想ですが、 思っていたよりも複雑な手順はなく本当に簡単に足を計測することができました!

個人的には全シューズがサイズ相性度を比較できないところが少し残念なところでした。

ただ、ZOZOTOWNに限らず他のオンラインストアでシューズを買う際にもZOZOMATでの測定値はかなり参考になりそうです。

次のZOZO○○シリーズある際には注目したいところですね。

以上になります、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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