Briswell Tech Blog

ブリスウェルのテックブログです

簿記3級必勝法

こんにちは、ブリスウェル新入社員の辻本です。

財務諸表を読み解いて企業分析ができるようになりたい。

会計周りのシステム構築業務にも活かせる。

...ということもあり、簿記3級を受験しました。

独学の場合、取得するには100時間かかると言われていますが、
この度、50時間ほどで取得できたので、勉強方法を共有させていただきます。


1. Youtubeで全体像把握

【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき

【ゼロから簿記3級(全24回)】基礎18回+じっくり復習6回(テキスト不要!)

まずこの方の再生リストを2周視聴しました。

勘定科目、資産・負債・資本・費用・収益などの用語の理解、
簿記3級試験が3つの大問で分かれていること等、全体像の把握ができました。

このYoutube動画は基礎から噛み砕いて丁寧に説明してくれるので、お勧めです。


2. 模試をひたすら行う

全体像の把握ができたら模試をひたすら行いました。

教育機関において、日商簿記検定試験の予想問題が公開されているので、
参考にしてください。

より多くの問題(丁寧な解説付き)を解いて、ネット試験に挑みたい方にはこの本をお勧めします。

私はブリスウェルの上司(Tさん)に借りたのですが、
問題が本試験にかなり近く、模試数もかなりあるのでお勧めです。

この本の模試で90点以上を安定して取れるようになれば試験に望んでも問題ないかと思います。


3. 簿記3級試験 体験談・注意点

実は私、簿記3級試験に2度落ちています。

<1度目の挑戦>

得点:55点(不合格)
敗因:
・大問③(決算書類作成問題)の書き方があまり分かっていなかった。
・模試で大問②(補助簿・勘定・決算仕訳・会計用語)について満点が取れたことがなかった。

リカバリー内容>

・大問③(決算書類作成問題)の書き方をほぼマスター。
・大問②は、T字勘定以外は解けるようにした。
・模試の点数は80点を安定して取れるようにした。

<2度目の挑戦>

得点:63点(不合格)
敗因:
・大問②でT字勘定が出てきた。
・大問③(決算書類作成問題)で模試には出なかった決算仕訳が出てきた。

リカバリー内容>

・本に載っている模試を全て2周行い、YoutubeでT字勘定、決算仕訳に関する動画をひたすら見ました。
・模試の点数は90点を安定して取れるようになり、100点も取れるようになった。

<3度目の挑戦>

得点:79点(合格)

このように模試のレベルと本試験のレベルは明確に違うので、
必ず90点以上を安定して取れるようになってから試験に臨みましょう。


まとめ

簿記3級を取得したことにより、会計業務を簿記の視点から見ることができるようになりました。次の目標は簿記2級の取得です。
工業簿記も対象になり、難易度は3級と比較し格段に高くなります。
お客様に対してより深いコンサルティングができるようにするため、頑張って勉強します。
弊社には私以外にも簿記に精通している方がいるので、
会計周りのシステムの構築であれば弊社にお任せください。