Briswell Tech Blog

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RDS for MySQL 5.6 → 5.7 でのアップデートエラー

RDS Aurora For Mysql 5.6 のサポートが来年2月に切れるとメールが入ったので、いくつかの案件で対応を始めました。
基本的にはコンソールから、バージョンを変更して適用すれば良いのかな、と思っていたのですが、1プロジェクトで、下記画像のエラーが出てしまい、躓きました。

f:id:Toshi_bw:20220331184431p:plain
Error


申し訳ありませんが、DBクラスター xxx を変更するリクエストが失敗しました。
Cannot modify engine version because Instance xxxxx has Performance Insights enabled and the new version doesn't support this feature.

はぁ...
Performance Insights が有効になっているので、更新できないよ。
と言われているのはわかってるのですが、RDSコンソール画面で Performance Insights の有効 / 無効の項目が出てない...


わからないので、AWS サポートに問い合わせを行ったところ、下記回答をいただきました。

調査した結果、お客様の場合は Performance Insights をサポートしていないインスタンスクラス(db.t3.small)をご利用いただいているため、マネジメントコンソール上に Performance Insights メニューが表示されないことが判明しました。恐らく DB インスタンスの変更メニューより何かを変更される際にも、以下のようなメッセージが表示されるかと存じます。 Performance Insights not supported for this configuration, please disable this feature. Performance Insights をサポートするインスタンスクラスで Performance Insights を有効にした状態で、インスタンスクラスを Performance Insights 非サポートのものに変更する場合に、同様な問題が発生することが報告されております。


迅速なご回答に感謝しつつ、 AWS CLI で対応してね、とのことだったので下記ドキュメントを参考しました。

docs.aws.amazon.com

AWS CLI 自体の設定はこちら

docs.aws.amazon.com

結果、実行したコマンドは
aws rds modify-db-instance --db-instance-identifier instance-name --no-enable-performance-insights --profile projectName


こちらで無事無効化を行えました。
その後、RDS コンソールから5.7 へのバージョンアップも無事行えました!!

対応期限にはまだ時間はあるものの、どういったところで躓くかわからないので、色々なプロジェクトに対し早め対応を行っていこうと思います!!

より良いシステム開発・運用を求めて...