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芝大門から眺める愛宕山

Pythonで3D地形図化 - Briswell Tech Blog

年の瀬も間近になってまいりました。ラストスパートですね!

弊社のオフィスがある芝大門の近くにある愛宕山
天然の山としては東京23区内最高峰(25.7m)で、かつては江戸の見晴らしの名所と言われていました。

愛宕山 | 錦絵でたのしむ江戸の名所

こちら(出典:国立国会図書館)のように愛宕山は錦絵にも描かれています。
現在は、周辺が高層ビルに囲まれているため、かつてのように見晴らすことはできなくなりましたが、急な石段(出世の石段)も現存し、存在感を残しています。

ふと感じたのが...
愛宕山から見る江戸(愛宕山→江戸)は、上記のような錦絵や江戸後期の写真にも残っているので、どのような眺めであったのか確認できるのですが、
自分が今いる芝大門から見る愛宕山(江戸→愛宕山)はどのような眺めだったのか。町屋や大名屋敷も数メートルほどの高さだったので、愛宕山を眺めることができたはず。

現在の3D地形図をもとにそれを確認してみようと思います。

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

こちらの地理院地図の3D表示機能を使い

  • ズームレベル:13
  • タイルのX座標:7276
  • タイルのY座標:3226

芝大門愛宕山が含まれる上記のタイルのobjファイル(3Dモデルフォーマット)をダウンロードします。

そのobjファイルをパワポで手軽に3Dビューしてみます。

当時はこのような眺めだったのですね。感動です。

良いお年をお迎えください。