Briswell Tech Blog

ブリスウェルのテックブログです

Elastic Beanstalk config ファイルでどハマりしたお話

お疲れ様です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

コロナウィルスにより、大変な世の中になってしまい、今後どうなっていくのか不安に思っています。

弊社は2月末よりテレワークとなりました。
一部は出社している日もあるようですが、基本的にはもうみんなの顔を忘れている頃だと思います。
私はお家時間が増えたので、FODを契約し、のだめカンタービレのドラマと映画を一気にみました。
今クラシックを聞きながら書いています。
一曲もわかりません。

本題です。
私は2 ~ 3年ほど前からElasticBeanstalk + CircleCI or GitLabCI or GitHubAction という構成を多く使用しています。
色々な構成内容をconfigファイルに記載しておき、
developとproductionをブランチによって自動で切り替えたり、環境構築を人依存しないようにしております。

近頃スタートしたプロジェクトの開発環境を構築しようと、以前のプロジェクトから色々コピーしました。
ハマりました。
今回はNode.js + nginx 環境です。

http → https のリダイレクトを nginx で設定しています。

files:
 /etc/nginx/conf.d/redirect.conf:
 mode: "000644"
 owner: root
 group: root
 content: |
# Redirect HTTP To HTTPS
 server {
 listen 81;
 rewrite ^ https://$host$request_uri permanent;
 }

こんな感じのファイルを
.ebextensions/redirect.config

として置いておけば、あとはElastic Beanstalk君がやってくれていました。

...ところが新しく作った環境だとリダイレクトされない...  

...ファイルの記載方法が悪いのか...  

...ログみても何も残っていない...  

...とりあえず、SSH Key作って接続して中身みてみよう...

あれ...
/etc/nginx/conf.d/redirect.conf
作られてねーじゃん。

なんで無視するの?嫌われた?
という壁にぶち当たりました。

色々調べていくと...
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/elasticbeanstalk/latest/dg/platforms-linux-extend.html

どうやら Linux
というプラットフォームでは nginx などの設定は

.platform/nginx/conf.d

にそのままの記載方法

server {
 listen 81;
 rewrite ^ https://$host$request_uri permanent;
}

これを custom.conf などに記載するように共通化されたみたいでした。

確かに元々のプロジェクト達は
Node.js running on 64bit Amazon Linux/4.14.1

今回は
Node.js 12 running on 64bit Amazon Linux 2/5.0.1

 でした。
これか!
となりました。(何かログ出してくれると助かったけど...)

AWSの進化は早いので、統一して全てのプロジェクトあげていこう!
と思いました。

他の困った方の役に少しでも立てれば幸いです。